冬の味覚

今日(正確に言うと昨日の)夕食は鍋だった。

 

ここ最近残業続きで、すぐ寝落ちしてしまう。休みたい。

人手が足りないためにおきる残業。そろそろ退職してもいいかなと思っている。

12月も終わりに入るこの頃、ニュースは雪がどうとか騒いでいた。

 

大雪注意。会社の人曰く、Jから始まる四文字の単語を気象予報士の人が言っていたら要注意とのこと。ネットで検索したらそれらしいものがヒット。また雪か。私は雪が嫌いだ。見るのは好きだが、生活に支障をきたすところがとことん嫌いだ。ただでさえ疲れて眠り足りないのに、これのせいでさらに朝早く起きなくてはいけない。何がきっかけなのか、まともな生活というのができなくなっているので、これは本当につらい。生活リズムを整えて~と腐るほど耳にするけどそんな生活ができる仕事じゃないんだよな、やっぱやめるか?という思考のループに入るくらいには結構崩れているのだ。

 

夕食の鍋を食べながら、テレビを見ているとうんざりしてしまう。かわいい雪だるまが何個も並んでいる様子がおぞましい。帰れと叫びそうになった。

 

鍋には豚肉、ニンジン、白菜、きのこなどが入っている。うまみたっぷりのご飯だ。二杯、三杯とおかわりして体を温める。兄は魚のほうが好きらしいが、私はお肉が入っている方が好きだ。なんかうまみががつんと来る気がする。きのこも好きだ。似ている間にじんわりとひろがる風味。食べてもお出汁を飲んでも元気が出る。豆腐が入っているとなおいい。

 

これからどんどん冷えていくのが憂鬱でたまらない夜だった。