浮世絵

昨日、浮世絵を見てきた。近場で展示されるということで行ってみると、思ったよりたくさんの人がいて驚く。色使いも鮮やかな浮世絵。肉筆のものから刷ったものまで一枚一枚じっくりと見ることができた。

 

着物の着こなしが見ていて楽しい。帯の結び方、歩きやすいようしごいて裾を短くして雨の中を走り抜ける女性。美人図では絞りや模様が豪華な着物を着ている女性が細かく描き込まれていて、髪と布で筆致を分けていると説明があった。

 

鷹をはじめとした動物や植物の絵もあったけれど、羽毛や花びらの一枚一枚に作者の技量を感じて圧倒された。屏風絵をはじめ、江戸時代の文化を肌で感じられるいい機会だった。

 

久しぶりに文化というものに触れることができて、とても楽しい一日で、出ていくことにはとても気分が明るくなっていたのを思い出す。時間を見つけたらまた行こう。